彼の芸術キャリアの頂点を象徴する瞬間は、1972年に訪れました。メトロポリタン歌劇場での『連隊の娘』の公演中、パヴァロッティは有名なアリア「友よ、今日は楽しい日:Ah! Mes Amis」で、9回ものハイC(高音のド)を見事に歌い上げました。
このパフォーマンスは前例のないスタンディングオベーションを巻き起こし、彼は17回もカーテンコールに応じました(現在に至るまで破られていない記録です)。これにより彼の名は世界中に知れ渡り、「ハイCの王(Re dei Do di Petto)」という愛称が定着しました。
(1972年2月17日:『連隊の娘』、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場にて)
ルチァーノ・パヴァロッティとダイアナ妃は、慈善活動への深い関心を通じて親密な友情を築きました。
パヴァロッティは1998年に国連から「ピース・メッセンジャー:Messaggero di Pace dalle Nazioni Unite」に任命され、2001年には世界中の難民のための資金調達活動が評価され、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)から「ナンセン難民賞:la medaglia “Nansen” dell’Alto Commissariato delle Nazioni Unite」を授与されました。また、その人道支援活動に対して「ロンドン名誉市民賞:Freedom of the city of London Award」や、人類への貢献を称える「赤十字賞:Il premio della Croce Rossa 」も受賞しています。
引用文献 :Luciano Pavarotti, cantante tenore: biografia e curiosità
次回2026年7月8日は「Guglielmo Marconi」です。