2021 年 1 月 22 日公開 
	イタリア在住のジャーナリスト内田洋子さんが企画・翻訳した『デカメロン2020』 
		ヨーロッパで最初に新型コロナウイルスが蔓延し、非常事態宣言の発動されたイタリア。その「コロナ禍」で各地に住む17歳から29歳の若者たち24人が綴った日々の記録、耳を澄ませ、見て、感じて、触れた日々を書き留め、コロナ禍のイタリアで人々の気持ちや生活はどう変わっていったのか世の中の光景と人の声をまとめ未来へ伝えるために、クラウドファンディングで約270人が支援し出版されました。
 
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	2020 年 3 月 4 日公開 
	新型コロナウイルス感染症対策に関してイタリアでは 
		新型コロナウイルス感染症対策に関して、世界中で色々な対策が行われていますが、<ヴォルタ高校の皆さんへ> 
 
		“外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突、感染者を異常なまでに捜索し、専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を捕え、デマに翻弄され、愚かな治療をし、必需品を買い漁り、医療危機…….”
 
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		冷静さを保ち、集団パニックに巻き込まれず、基本的な予防措置をして日常生活を続けてください。この機会を利用して散歩をしたり、良い本を読んでください。体調に問題がなければ家に閉じこもる必要はありません。スーパーや薬局に殺到しマスクを求める理由もありません。マスクはそれを必要とする病気の人のために残しておいてください。
 
 
	2017 年 6 月 11 日公開 
	Bicerinのお話 
		2001年に、ピエモンテ州の“bevanda tradizionale piemontese(ピエモンテ州の伝統的飲み物)”として認定されたBicerin(ビチェリン)とは?
 
		このカフェを訪れた人々の中には、アレクサンドル・デュマ・ペール、フリードリヒ・ニーチェ、パブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイ、ジャコモ・プッチーニ、イタロ・カルヴィーノなど多くの著名人がいて、このビチェリンという飲み物は彼らを虜にしました。
 
 
	2016 年 1 月 25 日公開 
	アカデミックな15分間(イタリア見聞録) 
		イタリアの大学には「quarto d'ora accademico:アカデミックな15分間」と呼ばれるものが存在しています。つまり大学の講義が、時間表に発表されているより15分間遅れて始まることを指しています。
 
 
	2015 年 9 月 16 日公開 
	アコーディオン(la fisarmonica)の父(イタリア見聞録) 
		イタリア、アドリア海沿岸の城塞都市「カステルフィダルド:Castel-
 
 
	2015 年 6 月 2 日公開 
	Baci:バーチチョコレート 
		イタリアからのお土産の定番ともなっているバーチ・チョコレート。
 
		そこで、この社のアートディレクターFederico Seneca(フェデリコ・セネカ)が大きな二つの改革をしました。
 
		Baciチョコレートは、一つ一つ青い星が散りばめられている銀色の包み紙に包まれ、ヘーゼルナッツが丸ごとひとつとジャンドゥーヤが入ったダークチョコレートです。
 
 
	2013 年 10 月 29 日公開 
	Campanilismo カンパニリズモ:郷土愛(イタリア見聞録) 
		イタリア人は自分の生まれ育った土地を誇りにし、自分の街が一番だと信じています。そこで自己紹介するときには「Sono milanese. 僕はミラノ出身です。」「Sono romana. 私はローマ出身です。」と出身地を言うのが当たり前のようになっています。
 
 
	2011 年 7 月 20 日公開 
	スカラ座の Punto Maria Callas 
		スカラ座の舞台上にPunto Maria Callas(マリア・カラス ポイント) と
 
 
	2011 年 5 月 20 日公開 
	ルネッサンスの文豪ボッカッチョのゆかりの地「チェルタルド」(イタリア見聞録) 
		2011年5月20日、ルネッサンスの文豪ボッカッチョ(1313~75年)の家がある町、チェルタルド(Certaldo)を訪ねることができました。
 
		駅を降りまっすぐ進むとFunicolareの乗り場があり、これに乗って数分で旧市街に到着。この町で制作をしている彫刻家の友人が迎えてくださったので、この町の話を聴きながらの長閑な散策となりました。数日前まではお天気がすぐれなかったとのことでしたが、我々が訪ねた日は快晴で初夏を思わせるお天気でした。緑豊かな木々の間を吹き抜ける風がなんと心地よかったことでしょう。この町は25年以上も前に日本の群馬県甘楽町(かんらまち)と姉妹都市になり、今なお盛んに交流が行われているそうです。
 
		ボッカチョの家の二階、書斎であった部屋は、現在図書館になっていて、ボッカチョに関する研究資料、世界各国語に訳された「デカメロン」の本が並び、日本語の本もありました。
 
Funicolare
 
Funicolareに乗らず
 
中世の町
 
Palazzo Pretorio の中庭
 
Certaldo bassa
 
 
 
	2009 年 5 月 22 日公開 
	「リゴレット」の舞台になった町マントヴァ 
	
		劇場内に入ると、その想像しえない独特の美しさに一瞬息を呑んだ 
		
	 
 
		2009年5月某日、ヴェルディのオペラ「リゴレット」の舞台となったマントヴァの駅に降り立つと、駅前の花壇には白と赤色のバラの花が咲き誇っていました、新緑の心地よい風に吹かれ通りを進んで行くと、そこにも至る所に美しいバラがのびのびと咲いていました。
 
		18世紀の最も美しい劇場と言われている Mantova のTeatro Scentifico (別名:Il Teatro Bibiena)は、建築家アントーニオ・ビビエーナ(1700~1774)が1769年に建設し、アッカデミア・フィラルモニカとしてオープンしました。
 
テアトロシェンティフィコの客席(foto Yoh)
 
テアトロシェンティフィコの舞台(foto Yoh)